高速道路での『高速』ボタン不使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 21:34 UTC 版)
「タクシーメーター」の記事における「高速道路での『高速』ボタン不使用」の解説
『高速』は賃走と異なり、もっぱら距離のみで料金を計測するモードである。別の言い方をすると、時間制運賃加算をしないという意味であり、『支払』ボタンとほぼ同様の機能である。 タクシーが高速道路を使用している間は、『賃走』から『高速』(無い場合は『支払』、後述)へ切り替えなければならないという決まりがある。高速道路上では客に他の交通機関を選択する余地が無いため、渋滞があっても時間制運賃を加算してはならない、という趣旨である。高速道路を出たら元に戻す。またすべての有料道路ということではなく、例えば神奈川県内であれば「横浜新道」等が適用除外であり、有料道路ではない「保土ヶ谷バイパス」は適用(高速ボタンを押す)である。 なお、『高速』ボタンが装備される前は『支払』ボタンで代用していたが、『支払』は深夜割増に対応していない機能だったため、乗務員は深夜の高速走行中に『支払』と『割増』をガチャガチャと切り替えるなど危険もあり、評判が悪かった。ただし、営業区域によっては『高速』を使わず『支払』で代用し続けている区域もある。
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