高根山 畝垣山 西崎山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 03:30 UTC 版)
島の西側にある山脈・連峰(標高 310.2 m・322 m・157 m)。三つの嶺が連なる。310.2mの峰は高根山、最高峰322mの峰は畝垣山、157mの峰は西崎山とされる。山の南西部の形状から南端の峯は地元では「片富士」と呼ばれる。「滝山 / 瀧山」とも呼ばれ、山頂より少し下がった大岩の上には、「石鎚山・大峯山信仰」の役行者・蔵王権現・不動明王・毘沙門天石像(それぞれ33センチメートル)の祠、その下に33年に一度開帳される「瀧山観音」を祀る観音堂があり、背後の大岩には西国三十三観音・薬師如来三尊の石像が祀られている。この観音堂へ続く山道の入り口には「大峯山」・「石鎚山」が併記された鳥居が残っている。ただし、農道拡幅のため10メートルほど山側に移設されている。また、瀧山の字名の通り過去には観音堂付近に少量ながら湧水があったが柑橘栽培のためのボーリング井戸の乱掘によって涸れてしまった。
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