高山茶筌
高山茶筌 |
たかやまちゃせん |
竹工品 |
茶筌、美術品、コーヒーの泡立て用 |
室町時代中期、高山領主の子息が、茶道の創始者でもある村田珠光の依頼によって作ったものが始まりです。 以後、その製法は城主一族の秘伝とされ、代々後継ぎのみに「一子相伝」の技として伝えていましたが、後になってその秘伝は、主だった16名の家来に伝えられることとなり、今日まで脈々と伝えられ、現在では、奈良県の高山が全国で唯一の茶筌の産地になりました。 |
奈良県 |
昭和50年5月10日 |
高山茶筌は120種類もあり、茶道の流派と、薄茶用、濃茶用、献茶用、野点(のだて)用、茶箱用等の用途によって、素材や形、穂の数等が異なります。また、茶筌の味削りという工程のでき具合により、お茶の味が微妙に異なります。 |
茶筅
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