高圧エンジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/04 06:01 UTC 版)
RD-107とRD-108エンジンは1954年から1957年にかけて開発された。このエンジンは高い信頼性を持ち、これまで同系列のエンジンがR-7系列ロケットで使用されてきた。当時からDBエネゴマシュ(1967年に元の設計局から改名)は、燃焼室で高圧の燃焼ガスを発生させることがハイパーゴリックエンジンより容易な液体酸素/ケロシンエンジンは大きな潜在性を持つと見ていた。高圧エンジンの安定した燃焼には、エンジンに十分な推進剤を供給する高性能のターボポンプの開発することが必要不可欠な事であり、エネゴマッシュの設計者がエンジン開発のために数多くの挑戦をした。結果的に1980年代初頭に燃焼室圧力3500psiで海面高度で1.7百万ポンドフォースの推力で比推力309秒の世界で最も高効率で強力なRD-170エンジンが完成した。
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