髄鞘の機能とは? わかりやすく解説

髄鞘の機能

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 10:15 UTC 版)

髄鞘」の記事における「髄鞘の機能」の解説

髄鞘伝導性が低いために髄鞘化されていることによって神経繊維内外抵抗5000倍に、静電容量50分の1となる。この絶縁性の高い髄鞘存在することの主たる機能は、髄鞘化され神経繊維(有髄繊維)に沿った神経パルス伝導速度速くなることである。繊維は完全に髄鞘覆われているわけではなく数十 µm から数 mm おきに存在する間隙残して髄鞘化されている。この間隙はランヴィエの絞輪呼ばれている。髄鞘化されていない繊維では神経パルス連続的に伝わるが、繊維ランヴィエの絞輪残して髄鞘化され絶縁されることによって、パルスはこれらの間隙の間を跳躍的に伝導する。これを跳躍伝導という。ランヴィエの絞輪にはパルス伝導関わるイオンチャネルが特に多く存在している。髄鞘傷害される脱髄疾患では神経の伝導速度低下するため、多様な症状が起こることとなる。 また髄鞘軸索から電流漏れ短絡することを防ぐ、電線絶縁材のような働きをしている。 さらに末梢神経繊維切断されたときにも、髄鞘繊維再生するための経路確保する。しかし哺乳類の中枢神経系では髄鞘化されているかどうか関わらず繊維再生しない。 スフィンゴ脂質一種であるスフィンゴミエリン(Sphingomyelin)(SPH)は、動物の細胞中に存在しており、特に神経細胞軸索膜状に覆うミエリン鞘構成成分としてよく知られている。

※この「髄鞘の機能」の解説は、「髄鞘」の解説の一部です。
「髄鞘の機能」を含む「髄鞘」の記事については、「髄鞘」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「髄鞘の機能」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「髄鞘の機能」の関連用語

1
10% |||||

髄鞘の機能のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



髄鞘の機能のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの髄鞘 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS