駒の動き方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 05:40 UTC 版)
駒の初期配置 a b c d e f g h 8 8 7 7 6 6 5 5 4 4 3 3 2 2 1 1 a b c d e f g h それぞれの駒は、異なった動き方をする。チェスのルールや各駒の項目も参照。 ルークは、遮る駒がない限り、縦か横に(上下左右に)いくつでも動くことができる。キャスリングの際にも用いられる。 ビショップは、遮る駒がない限り、斜めにいくつでも動くことができる。 クイーンは、遮る駒がない限り、縦、横、斜めにいくつでも動くことができる。 キングは、全ての方向の隣接する味方の駒の居ないマスに動くことができる。キャスリングの際にも用いられる。 ナイトは、L字型(上下左右に2マス進みそこから垂直に1マスの位置)の味方の駒の居ないマスに動くことができる。ナイトは動く際に、他の駒を飛び越えることができる。 ポーンは、前に1マス動くことができる。また最初の位置から動くときに限り、前に2マス動くこともできる。斜め前に敵の駒がある場合は、その駒を取ることができる。なお、目の前に敵の駒がある場合は、目の前には進めずその敵の駒を取ることもできない(斜め前の敵の駒は取れる)。また、敵のポーンを取る時には、アンパッサンと呼ばれる特別な動きができる。ポーンが敵陣の最後段に達した場合、クイーン、ルーク、ビショップ、ナイトのいずれかにプロモーションしなければならない。 アンパッサンの場合を除き、敵の駒が存在するマスに自分の駒を移動させることによって敵の駒を取ることができる。ポーン以外の駒は敵の駒を取る時も通常と同じ動きである。取られた駒は盤から取り除かれる。1つのマスには、1つの駒しか置くことができない。また、キャスリングやナイトの動きを除いて、他の駒を飛び越えて移動することはできない。
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