首相の夫としての注目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 06:55 UTC 版)
「ヨアヒム・ザウアー」の記事における「首相の夫としての注目」の解説
ザウアーは、妻の政治的キャリアゆえに、研究者としてよりも、「首相の夫」としてマスコミの興味を引くことが増えてしまった。ザウアーは、目立つことは本意ではないと、何度か述べている。 2005年の選挙キャンペーンの期間中、ザウアーはメディアへの露出を控え、彼の研究業績と関係ないインタビューは、受け付けなかった。妻とともにバイロイト音楽祭(ワーグナーのオペラの音楽祭、ドイツの極めて有名な社交行事)に出席した後、ザウアーはドイツのマスコミによって「オペラ座の怪人 (Das Phantom der Oper)」というあだ名をつけられた。ザウアーはワーグナーの音楽の熱烈な愛好者として知られている。 妻がドイツ連邦議会の選挙に出ている時はともかく、彼女の就任式、さらに後になって首相官邸で宣誓の言葉を述べる時でさえも、ザウアーは出席せず、手短に伝えられるところによれば、大学の化学研究室からテレビで観ているだけだったという。このことについては、翌日のドイツ最大のタブロイド紙「ビルト」の紙面が「Merkel - wo war ihr Mann?(メルケル - 彼女の夫はどこに?)」という見出しで報道し、世間の注目を引いた。 2007年6月のハイリンゲダム・サミットのときは、ザウアーはイベントを主催するなどして、妻の首相としての仕事に協力している。
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