餌切り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 10:08 UTC 版)
出荷の前日から給餌をストップする餌切りが行われる。これは消化管内容物を空にさせるためであり、処理場での糞便汚染リスクを減少させるために行われている。餌切り時間が短いと屠体汚染が起こりやすくなるが、長ければよいわけではなく、過剰な餌切りは腸が裂けやすくなることから高細菌汚染(サルモネラなど)リスクの増加や、屠体歩留まり・品質・収益性にも悪影響を及ぼす。また気温や環境次第では消化管内容物の量に違いやばらつきが起こるため、餌切り時間の微調整や適切な飼育環境の提供も重要な要素である。
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