餌の捕獲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 01:52 UTC 版)
クロゴケグモは、普通は様々な昆虫を捕食するが、時にはワラジムシ類、ヤスデ、ムカデ、他のクモを餌にすることもある。獲物が網に引っ掛かると、クロゴケグモは素早く巣内の隠れ家から出てきて、獲物を自身の出す糸でしっかりとくるんでしまう。身動きが取れなくなったところで咬み付き、獲物に毒を注入する。その毒は効果を発揮するまでに10分間掛かる。それまでは、獲物はクモに堅く掴まれている。獲物の動きが止んだ時、刺し傷に消化酵素が注射される。クモはそこで捕えたエサを退避場所に運び上げてから食うのである。
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