食品の安全性研究について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 02:47 UTC 版)
「国立医薬品食品衛生研究所」の記事における「食品の安全性研究について」の解説
食品中のアクリルアミド問題や福島第一原発事故の放射能問題などにも取り組み、情報発信を行っている。また、毒性部(小川幸男、関田清司、上野克典、井上達ら)がアガリクスについて調査したところ、キリンウェルフーズが販売する「キリン細胞壁破砕アガリクス顆粒」に発癌促進作用があることが判明した。2005年2月13日、厚生労働省はキリンウェルフーズに販売停止と回収を要請し、内閣府食品安全委員会に販売の可否を諮問した。キリンウェルフーズも厚生労働省の要請を受け入れ、当該商品の販売を停止し消費者から商品の回収を行った。なお、国立医薬品食品衛生研究所は当該商品以外のアガリクス製品に対しても同時に調査しているが、それらには発がんプロモーター作用は見られなかった。
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