食味の問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 13:59 UTC 版)
ダイオウイカは浮力を得るためのアンモニアが入った液胞をもち独特の臭いがあるとされる。国立科学博物館の窪寺恒己博士の証言によると「食えないことはない。だが、体を浮かせるために、水より比重が軽いアンモニアの入った袋が体内にあるため、アンモニア臭がある」、「イカの味はするものの噛んでいるうちにえぐ味や苦味が出てきて」(美味ではない)とされている。2014年4月8日に富山湾で発見された個体が富山県射水市の新湊漁港で水揚げされ、新湊漁協職員が試食したものの、以前の報告同様「イカ特有の歯応えはなく、また塩辛く、塩の塊を食べているようでおいしくはない」と評している。
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