風雷(ふうらい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/05/15 05:26 UTC 版)
400年前、人界をいたずらに荒らした罪で棒にされ、岩に封じられた龍の王。封じられてから400年もの間、誰もが棒となった風雷を抜けなかった…が、ズシオがあっさり抜いた。抜かれた後は人の姿に戻る。人の姿は平安時代の貴族風で、その風貌に相応しく「麿」という一人称を使用する。雷の力を操ることができ、その威力は凄まじく、山を砕くほど。髪を剣に変化させて攻撃することもできる。棒状態の時、ズシオに小便をかけられたことに腹を立て、封印から戻った後にズシオを殺そうとするが、人魚がお礼に持ってきた逆玉手箱で子供になってしまう。子供状態のために神通力も弱まり、とどめを刺されそうになるが、頑丈な棒になることで逃れる。しかし、ズシオにトイレットペーパー代わりにされそうになり、すんでのところを瑠璃家によって逃がされ、その後は棒化の呪いを解くために旅に出る。しばらくして、ズシオが使用人達と共に祝宴をしているところに巨大な亀・亀丸と共に現れる。恨みを晴らすため再びズシオを狙うが、子供状態のままなため神通力は弱く、大した攻撃もできなかった。怒った風雷は亀丸に踏み潰させようとするが、自分を助けてくれた瑠璃家の説得で、集落の安全と引き換えにズシオ1人を差し出すように命じる。ズシオは約束通り1人でやってきたが、戦いが嫌いな亀丸に逃げられ、落ち込む。それを慰めたズシオと意気投合し、共に部下に恵まれないと愚痴っていたところを、助けに来たズシオの仲間に聞かれ、ズシオ共々ボコられる。その後はズシオの仲間になり、共に旅に出る。
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