顆節目
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/26 02:14 UTC 版)
顆節目(かせつもく、Condylarthra)とは哺乳類有蹄大目[1]の絶滅した目の一つ。白亜紀の末期に出現し、新生代の前半に栄えた。オーストラリア大陸以外の全大陸に生息した。髁節目とも表記する。今日では、多系統群と考えられている[2][3][4]ため、「目」を用いず顆節類とすることが多い。
- ^ 『新版 絶滅哺乳類図鑑』丸善、2011年2月1日。
- ^ Naish, Darren (2013年8月8日). “Phenacodontidae, I feel like I know you”. Tetrapod Zoology. Scientific American. 2014年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月26日閲覧。
- ^ Cooper, L. N.; Seiffert, E. R.; Clementz, M.; Madar, S. I.; Bajpai, S.; Hussain, S. T.; Thewissen, J. G. M. (2014-10-08). “Anthracobunids from the Middle Eocene of India and Pakistan Are Stem Perissodactyls”. PLOS ONE 9 (10): e109232. Bibcode: 2014PLoSO...9j9232C. doi:10.1371/journal.pone.0109232. PMC 4189980. PMID 25295875 .
- ^ Janis, C.M. (1993). "Tertiary Mammal Evolution in the Context of Changing Climates, Vegetation, and Tectonic Events". Annual Review of Ecology and Systematics. 24: 467–500. doi:10.1146/annurev.es.24.110193.002343.
- ^ 総称して午蹄中目(Meridiungulata)という。暁新世に出現し、孤立した南アメリカ大陸で繁栄したが、鮮新世に南北アメリカ大陸がつながると北米産の動物との生存競争に負けてほぼ絶滅。更新世には完全に絶滅した。
- ^ 『古生物百科事典』朝倉書店、1982「顆節目」の項
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