頭骨・歯列
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/15 13:52 UTC 版)
頭骨長は約20cm。方形骨(哺乳類では耳小骨の一つ、砧骨となる)が前方へ寄り、その後方に耳切痕が形成されている。また、それにつれ、顎骨及び歯列が前後方向に短くなっている。八本の切歯は釘状となっていた。また、臼歯は横方向に幅が広く、上下に噛み合う構造となっていた。こ臼歯の形態が学名の元である。これらの歯列は、植物を摘み取り、すり潰すのに適していた。鼻道と口腔は二次口蓋によって仕切られており、物を咀嚼しながら呼吸することができた。 頭部骨格。 頭部骨格。ハーバード自然史博物館蔵。
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