頬嚢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 10:23 UTC 版)
齧歯類の多くの種(ネズミ、リス、など)や霊長類の一部の種(マカク、ヒヒ、など)は、食物を一時的に保持するための伸縮性に富んだ頬を具えている。この頬に物が詰め込まれたとき、皮膚の伸びきった様子が袋のように見えることをもって、漢字文化圏の動物学用語で「頬嚢(日本語読み:ほほのう、ほおのう、ほほぶくろ、ほおぶくろ、きょうのう。中国語読み:拼音: jiánáng〈チアナン〉; 簡体字: 颊嚢; 繁体字: 頰囊)」と呼び、日本語の通俗語では「頬袋(ほおぶくろ、ほほぶくろ)」とも呼ぶ。なお、英語では「cheek pouch (仮名転写:チークパウチ、意訳:頬小袋)」、ドイツ語では「Backentasche (仮名転写:バッケンタッシェ、意訳:頬袋)」と言う。
※この「頬嚢」の解説は、「頬」の解説の一部です。
「頬嚢」を含む「頬」の記事については、「頬」の概要を参照ください。
頬嚢と同じ種類の言葉
- >> 「頬嚢」を含む用語の索引
- 頬嚢のページへのリンク