頬焼地蔵尊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/31 08:59 UTC 版)
下総国相馬郡大柏村(現・茨城県守谷市大柏)の豪農の下で働く一人の下女がいた。豪農の妻は、日頃からこの下女に辛く当たっていた。ある日、豪農の妻は下女を折檻し、焼火箸を下女の頬に押し当てた。ところが下女の頬にやけどの跡がなく、その代わりに屋敷の庭にあった地蔵堂から煙が出ていた。中を覗いたところ、地蔵の頬が焦げていた。そういうこともあって、下女の身代わりになった「頬焼地蔵尊」として崇められるようになり、縁があった当寺に奉納されることになった。
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