音響信号処理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 08:32 UTC 版)
ソナー・システムでは、ウェット・エンドで捉えた音響信号をコンピュータ等で適切に処理して初めて音響情報となる。このような処理を行うシステムは艦船や航空機のなかにあることから「ドライ・エンド」とも称される。この音響信号処理にはかなりの情報処理能力が必要となり、また人間の介在も必要となることから、ドライ・エンドは投下した母機・母艦に配置して、ソノブイそのものは、ウェット・エンドと、音響信号を送信するための無線装置を備えることになる。 音響信号の送信には、一般的に136-173メガヘルツのVHF無線リンクが使用される。ソノブイ受信機としては、AN/ARR-72のように31チャンネルのものが一般的だったが、アメリカ海軍では1980年代よりAN/ARR-78のように99チャンネルのものが採用されるようになった。
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