青山軍用停車場・青山仮停車場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 17:34 UTC 版)
「千駄ケ谷駅」の記事における「青山軍用停車場・青山仮停車場」の解説
現在の当駅 - 信濃町駅間の線路南側にあった青山練兵場(現在の神宮外苑)と線路北側の輜重大隊(現在の慶応病院)のための軍用駅として、新宿駅 - 青山軍用停車場を敷設した。これとほぼ同時に甲武鉄道市街線(新宿駅 - 牛込駅間)の工事も行い、1894年に路線が開業した。当駅の開業はその10年後である。 この軍用停車場跡は英照皇太后および明治天皇の大喪の礼の際に2度にわたり、青山仮停車場として霊柩列車を京都の桃山駅へ奉送運行する際に使用されている。 1894年(明治27年)9月23日:新宿駅 - 青山軍用停車場間が開業(青山軍用停車場の開設)。 10月9日:新宿駅 - 牛込駅間が開業(甲武鉄道市街線の開業)。 1895年(明治28年)12月30日:新宿駅 - 飯田町駅間が複線化。 1896年(明治29年)9月25日:青山軍用停車場の廃止。 1897年(明治30年)2月2日:新宿駅 - 青山仮停車場(初代)間が開業。英照皇太后の大喪の御柩列車の始発駅として1日限りの営業(翌3日廃止)。 1912年(大正元年)9月13日:当駅 - 青山仮停車場(2代目)間が開業。青山葬場殿で行われた明治天皇の大喪の礼の際の霊柩列車の始発駅として2日間の営業(翌々15日廃止)。
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