電動機出力の増強
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 05:14 UTC 版)
1950年(昭和25年)、戦時改造から免れ、2扉のまま残った42系は、中央線の旧モハ51形のモハ41形と交換される形で横須賀線に移った。このうちモハ43形6両は70系電車と混用されるため、1951年(昭和26年)から電動機をMT30形(142kW)交換して出力を増強した。これらは800番台(初代)に改番されたが、1953年(昭和28年)6月の形式称号規程改正によりモハ53形となった。 43016 ―(出力増強)→ 43800 ―(改番)→ 53000 43017 ―(出力増強)→ 43801 ―(改番)→ 53001 43018 ―(出力増強)→ 43802 ―(改番)→ 53002 43011 ―(出力増強)→ (43803) ―(改番)→ 53003 43020 ―(出力増強)→ 43804 ―(改番)→ 53004 43021 ―(出力増強)→ 43805 ―(改番)→ 53005 43012 ―(出力増強)→ (43806) ―(改番)→ 53006 括弧書きの車番は予定番号であり、直接モハ53形に改番された車である。
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