電力系通信事業者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/08 08:13 UTC 版)
電力系通信事業者(でんりょくけいつうしんじぎょうしゃ)とは、日本各地域の電力会社の出資で設立された電気通信事業者、およびそれを継承した電気通信事業者で構成されるグループ。
注釈
- ^ 最終的には「事業者」項に記載の10社が新規参入を果たした[3]。
- ^ 通信自由化当初は「地域系NCC」には電力系通信事業者とケーブルテレビ事業者だけであり、総務省でも長距離系・地域系と分類していたためこのような表現が存在したが、後に海外の通信事業者なども参入したため、この表現は実態にそぐわなくなっている[3]。
- ^ ただしアステル沖縄だけはその後もサービスを継続し、最終的にソフトバンクのY!mobileのPHSサービスに引き継がれている。
- ^ 現在はKDDIのauブランドに集約されている。電力会社が出資していた名残で、沖縄県は他社が九州地方扱いとしていたのに対してauのみ独立したエリアとなっている他、新潟県はネットワーク上では東北地方扱いとなっている。また、沖縄県を受け持っていた地域会社はKDDIに吸収されず独立した法人(沖縄セルラー電話)として残されている。
- ^ 「auひかり ちゅら」が後継。その経緯のため、OTNetの光回線が使われている。
出典
- ^ PNJグループのご紹介 - ケイ・オプティコム(2017年2月17日閲覧)
- ^ 通信自由化30年 - 総務省(P1) - 総務省(2017年2月17日閲覧)
- ^ a b c 通信自由化30年 - 総務省(P5,P6) - 総務省(2017年2月17日閲覧)
- ^ 幻に終わった「NTT対抗軸」 電力系めぐり曲折…違いすぎた企業文化 - SankeiBiz(2017年2月17日閲覧)
- ^ 「PNJ-Cを軸としたPNJグループの事業体制強化について」、株式会社東京通信ネットワーク、2001年4月12日
- ^ 「大京とNTT-ME、マンション向け常時接続サービスの合弁会社」『INTERNET Watch』 インプレス、2000年10月16日
- ^ 「大京、マンション向けISP子会社のFNJをパワードコムへ譲渡」『INTERNET Watch』 インプレス、2004年8月25日
- ^ 「KDDIがパワードコムを吸収合併、東京電力とはCDNと光ファイバを統合」『INTERNET Watch』 インプレス、2005年10月13日
- ^ 総務省 「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表 (平成30年度第2四半期(9月末)) 別紙」 総務省、2018年12月21日 別紙11ページの脚注を参照。
- 1 電力系通信事業者とは
- 2 電力系通信事業者の概要
- 3 関連項目
電力系通信事業者と同じ種類の言葉
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