階級としての新序とは? わかりやすく解説

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階級としての新序

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 01:11 UTC 版)

新序」の記事における「階級としての新序」の解説

日本相撲協会入門した新弟子は、新弟子検査合格直後の場所で、前相撲出場する。その成績に応じて新序出世披露を受け、翌場所から番付掲載されることが一般的な流れである。1961年以降は、前相撲出場した新弟子序ノ口取組出場できるのは翌場所からとする内規存在し、どれだけ前相撲成績良好な新弟子でも、前相撲出場した場所で序ノ口力士対戦することはないが、遅くとも1934年5月場所には、場所の序盤出世披露受けた新弟子序ノ口同等待遇にして、本割組み込んで出場させる制度導入されていた。このような待遇を受ける地位新序呼んでいた。 新序在位した新弟子序ノ口との割に出場する回数は、制度導入初期は場所によって2番から6番と流動的であったが、1947年6月場所からは1場所5番固定され1949年1月場所からは1場所3番改定された(但し、出場者数の関係からか、場所によって4番出場する新弟子がいるケースもあった)。 待遇上は序ノ口であるため、新序の割で勝ち越し新弟子が、翌場所序ノ口在位することなく序二段最初に番付載るケース多々見られた。後の49横綱栃ノ海52横綱北の富士大関琴ヶ濱大関栃光大関北葉山関脇小城ノ花関脇岩風関脇明武谷関脇大豪関脇高鉄山小結富士錦小結沢光などがそうであったように、現役中番付上の序ノ口在位経験することなく上位昇進した力士多かった。 階級としての新序は、1961年1月場所廃止された。

※この「階級としての新序」の解説は、「新序」の解説の一部です。
「階級としての新序」を含む「新序」の記事については、「新序」の概要を参照ください。

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