阿蘇中継局とは? わかりやすく解説

阿蘇中継局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/06 03:02 UTC 版)

阿蘇中継局(あそちゅうけいきょく)は、米塚の中腹(熊本県阿蘇市)にあるテレビ放送とラジオ放送の中継局である。

概要

  • 中継局名:阿蘇中継局
  • 所在地:熊本県阿蘇市乙姫・米塚

沿革

放送設備

地上デジタル放送

リモコン
番号
放送局名 チャンネル
番号
空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
1 NHK
熊本総合
17 1W 5W[1][2] 水平偏波 熊本県 8,893世帯 2008年
6月1日
2 NHK
熊本教育
25 全国
3 RKK
熊本放送
18 3.9W[3] 熊本県
4 KKT
熊本県民テレビ
20 4W[4]
5 KAB
熊本朝日放送
21 3.9W[5]
8 TKU
テレビ熊本
19 4W[6]
  • 主な受信地域:熊本県阿蘇市・阿蘇郡南阿蘇村の各一部
  • 2008年5月8日、九州総合通信局より阿蘇中継局に地上デジタルテレビジョン放送の予備免許が交付された。
  • 2008年5月12日から5月31日まで行っていた試験放送は終了。

熊本本局(金峰山)が、良好に受信できない熊本県上益城郡益城町の一部地域でも受信している世帯が存在する。地元に益城中継局及び益城北中継局が設置されているが、熊本県民テレビ、熊本朝日放送が、両局とも送信していないため。なお、益城中継局、益城北中継局ともデジタル中継局の設置予定はなく、熊本本局(金峰山)、及び阿蘇中継局(米塚)を受信することとなる。

地上アナログテレビジョン放送 出力:10W

  • RKK熊本放送 17ch(以前は、垂直波で5ch)
  • NHK熊本 教育 54ch
  • NHK熊本 総合 58ch
  • KKT熊本県民テレビ 30ch
  • KAB熊本朝日放送 50ch(アナアナ変換前は、28ch)
  • TKUテレビ熊本 60ch

地上アナログテレビジョン放送は、2011年(平成23年)7月24日までに全局放送終了。RKK(熊本放送)は、以前は、垂直波で5chであったためにRKKのためだけにVHFアンテナの設置しなければならなかった。その名残で、VHFアンテナを垂直にして米塚に向けている世帯を見ることができた。一部のスポーツ新聞では、17chに変更になった後も(10年間ほど)5chと表記されていることもあった。また、RKKは、実質、初のUHF中継局だった。

FMラジオ放送

周波数
(MHz)
放送局名 空中線電力 ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
81.3 FMK
エフエム熊本
3W 3.5W[7] 垂直偏波 熊本県 不明 1987年7月10日
86.3 NHK
熊本FM
3.4W[8] 1969年3月1日
1967年9月15日
92.3[9] RKK
熊本放送
3.2W[9] 不明 10,365世帯[9] 2021年2月1日[9]
  • 運用開始日の括弧内は実用化試験局の開始日。

AMラジオ放送 出力:1kW

注釈





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