阿南鉄道牟岐線(現・牟岐線の一部)
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「買収気動車」の記事における「阿南鉄道牟岐線(現・牟岐線の一部)」の解説
1936年の阿南鉄道牟岐線買収に伴い、半鋼製ガソリンカー4両(4輪車3両、ボギー車1両)が移管された。 キハ101-103 (1930年 雨宮製作所製)→鉄道省キハ4530-45324輪車としては大型の半鋼製車。1930年12月からは当時小松島線の一部だった中田駅 - 徳島駅間(のち牟岐線に編入)に直通、貨車までも牽引して、従来の蒸気機関車・蒸気動車に取って代わる好成績を収め、買収まで阿南鉄道の主力車であった。 キハ201 (1931年 日本車輌本店製)→鉄道省キハ40510→同 キハ40307雨宮の倒産で日本車輌に発注先を変えて製作された中型ボギー車。貨車牽引可能な並形連結器、手動操作式クラッチなど、キハ101-103に仕様を合わせてあるのが特徴であった。1937年の再改番対象となっている。
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