開催経緯と運営体制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 07:08 UTC 版)
「とくしまマルシェ」の記事における「開催経緯と運営体制」の解説
徳島市は市の面積の13.6%を川が占める。川に囲まれた徳島市の中心部は、上空から見れば形がひょうたんに似ていることから、市民から「ひょうたん島」と呼ばれている。川を巡る周遊船が運航している。川の護岸は県産の青石で整備され、中心部の川沿いにはウッドデッキでできたボードウォークがある。 「自然と共生するお洒落な街」が徳島市の特徴であり、これらの特徴を生かし、経済活性化につながる効果を考え提案されたのが、「徳島LED アートフェスティバル」と「とくしまマルシェ」である。また徳島県は、温暖な気候、水資源、土壌などを生かし、野菜や果実、花、畜産物等品質の多種多様な農産物を生産しており、京阪神を中心とした大消費地への重要な供給基地として、農業ビジネスを活性化させようという動きが著しい。2009年5月に徳島経済研究所が農業法人など農業関係者、徳島県、徳島市、金融、流通業界等のメンバーによる「農業ビジネス活性化研究会」を立ち上げ、約1年間の議論を経て、2010年6月に「徳島県の農業ビジネス活性化構想」を発表した。この構想の一部を具体化したのが、2010年12月からスタートした「とくしまマルシェ」である。 また、インターネット販売をおこなうWEB サイト「とくしまネットマルシェ」を同時スタートさせた。両者を連携させることにより、徳島こだわりの農産物・加工品等を全国に情報発信している。更に、「とくしまマルシェ」「とくしまネットマルシェ」とも民間が運営しており、これらをサポートする「とくしまマルシェ実行支援委員会」を立ち上げ、徳島経済研究所が事務局となり、徳島経済研究所専務理事が委員長を務めている。この委員会には、「農業ビジネス活性化研究会」のメンバーやIT関係者、野菜ソムリエ等が参加しており、運営主体とともに「とくしまマルシェ」をバックアップしている。
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