錦橋 (豊平川)とは? わかりやすく解説

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錦橋 (豊平川)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 02:08 UTC 版)

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錦橋
錦橋歩道橋のトラス(2004年11月)
基本情報
日本
所在地 札幌市南区
交差物件 豊平川
建設 駒井[1]
座標 北緯42度58分19.8秒 東経141度10分27.1秒 / 北緯42.972167度 東経141.174194度 / 42.972167; 141.174194
構造諸元
形式 鋼アーチ桁橋[2]
全長 71m[2]
6.0m[2]
最大支間長 50m[1]
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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錦橋(にしきばし)は、札幌市豊平川にかかる。歩行者は隣接している錦橋歩道橋を渡る[3]

概要

市道定山渓東西線の橋であり、定山渓温泉の温泉街を経由せずに国道230号北海道道1号小樽定山渓線を結んでいる。

かつては道道1号線のルートになっていた。

歴史

最初の橋は1907年(明治40年)に架設したとされる。

1926年(大正15年)に一の沢発電所が完成し、取水口として一の沢ダムが建設された。錦橋周辺にはゆったりとした瀞(とろ)ができ[4]、「舞鶴の瀞」と呼ばれた[5]。かつては橋の下をボートが行き来し、屋形船から渓谷の紅葉を楽しんでいた時代があった。

1958年(昭和33年)に現在の橋が架けられ、1983年(昭和58年)には並行して川上に錦橋歩道橋(全長71m、幅2m)が架けられた。水道管を一緒に通すためワーレントラス橋になっている。橋名板には「錦歩道橋」と刻まれている。1994年(平成6年)に錦橋が改修されている[6]

周辺

1928年(昭和3年)に定山渓鉄道線錦橋駅が置かれた。1939年(昭和14年)には錦橋駅から豊羽鉱山への引込線が伸びていたが[7]1963年(昭和38年)に廃止された。錦橋駅は1969年(昭和44年)の定山渓鉄道線廃線とともに廃止となった。

  • 札幌市立定山渓中学校
  • 定山渓水再生プラザ[8]

参考文献

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 橋梁年鑑 錦橋 詳細データ”. 日本橋梁建設協会. 2015年1月21日閲覧。
  2. ^ a b c 錦橋”. 札幌市. 2015年1月12日閲覧。
  3. ^ 錦橋歩道橋”. 札幌市. 2015年1月12日閲覧。
  4. ^ 瀞とは、「川の流れが静かで深い所」という意味。
  5. ^ 舞鶴の瀞”. 札幌市南区. 2015年1月12日閲覧。
  6. ^ エリア1 豊平川にかかる橋”. 北武コンサルタント. 2015年1月12日閲覧。
  7. ^ 南区歴史探訪② 定山渓鉄道 (PDF)”. 札幌市 (2005年6月). 2015年1月12日閲覧。
  8. ^ 水処理センター・下水管理センター・水再生プラザ”. 札幌市. 2015年1月12日閲覧。

関連項目

外部リンク




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