銀行設立と財閥形成
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大正3年(1914年)7月末に第一次世界大戦が勃発すると、海運業界は再び軍需景気に沸き立ち、未曽有の好況を迎えた。ここで藤吉は、大戦勃発前に市況を読んで購入しておいた船を最大限活用し、加えてそれらを高値で売却するなどして大きな利益を上げ、30万円から100万円に増資するなど岡崎汽船の経営基盤を更に強固にした。 大正6年(1917年)5月には、これらの利益を元手に1,000万円の巨費を投じて神戸岡崎銀行(現三井住友銀行)を設立、神戸財界での揺るぎない地位を確立するとともに、岡崎財閥を形成していった。また、義父が創業に参画した山陽鉄道の重役を務めるなど、幾つもの会社の重役に名を連ね、神戸財界の雄と呼ばれるようになる。大正14年(1925年)には、貴族院議員に選出され、国政にも参画、昭和2年(1927年)11月に死去した。
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銀行設立と財閥形成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 05:37 UTC 版)
1914年(大正3年)7月末に第一次世界大戦が勃発すると、海運業界は再び軍需景気に沸き立ち、未曽有の好況を迎えた。ここで藤吉は、大戦勃発前に市況を読んで購入しておいた船を最大限活用し、くわえてそれらを高値で売却するなどして大きな利益を上げ、30万円から100万円に増資するなど岡崎汽船の経営基盤をさらに強固にした。1917年(大正6年)5月にはこれらの利益を元手に、1,000万円の巨費を投じて神戸岡崎銀行(現在の三井住友銀行の前身行の一つ)を設立、神戸財界での揺るぎない地位を確立した。
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