銀河帝国と自由惑星同盟のファーストコンタクト
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「銀河英雄伝説の戦役」の記事における「銀河帝国と自由惑星同盟のファーストコンタクト」の解説
宇宙暦640年/帝国暦331年。同年の2月ごろ、銀河帝国と自由惑星同盟は、戦艦同士の交戦という形で、最初の接触を果たした(詳細不明)。 戦闘自体は、この日があることを覚悟していた同盟側の奇襲と勝利に終わったが、帝国艦は完全に不意を突かれながらも撃沈される前に緊急通信を発していた。その急報を受けた帝国は一世紀以上の前の古記録をあさり、アルタイルから集団脱走した政治犯たちが生きのび、いまや一国を建てるほどの大勢力と化したことを知った。 しかし、人類の唯一の政体を自認する銀河帝国は対等な国家の存在を認めず、彼らを「辺境の叛徒」と称し、皇帝の威光に纏ろわぬ反逆者として、征服・討伐の対象と見做した。 帝国20代皇帝フリードリヒ3世はすぐに辺境の叛徒を討伐すべく艦隊を組織して派遣し、ダゴン星域会戦が生起する。 なお、帝国が同盟を正式に国家として承認したのは、ローエングラム王朝の時代になって出された冬バラ園の勅令においてであり、ゴールデンバウム王朝と自由惑星同盟の両者が滅亡したあとのことであった。
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