鉄道事業者への導入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 23:07 UTC 版)
バス事業者だけではなく鉄道事業者でも「バスもり!」アプリを導入するケースがある。北海道旅客鉄道(JR北海道)では、2018年4月から石北本線西留辺蘂~網走間及び釧網本線網走~緑間で、「バスもり!」アプリを用いたスマホ定期券を導入した。路線延長で140kmにも及ぶこのエリアでは、定期券を購入可能な有人駅が3駅しかなく、紙の定期券を購入するために長距離移動を強いられるという問題があった。この問題を解消するために、JR北海道は鉄道事業者として初めて「バスもり!」アプリを導入したとのこと。これ以降、鉄道事業者の間で「バスもり!」アプリによるスマホ定期券を導入する動きが広まり、長野電鉄が2021年6月から導入したほか、東日本旅客鉄道(JR東日本)ではSuicaエリア外での利便性向上を目的に2019年9月から2020年3月にかけて高校生を対象とした実証実験を行った。他にもアルピコ交通や上田電鉄などが「バスもり!」アプリによるスマホ定期券を導入している。また九州旅客鉄道(JR九州)では、線区及び対象となる高校を限定して試験的に導入している。
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