金子郁容とは? わかりやすく解説

金子郁容

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/28 05:51 UTC 版)

金子 郁容(かねこ いくよう、1948年11月22日[1] - )は、日本の工学者。学位は、Ph.D.スタンフォード大学)。明治大学経営学部特任講師、慶應義塾大学名誉教授。専門は情報組織論、ネットワーク論。教育改革国民会議の委員として、日本におけるコミュニティ・スクールを提唱したことで教育界に広く知られる。

来歴

東京都出身。韓国出身の父と東京出身の母を持つ[2]

政策形成とソーシャルイノベーションプログラム所属。ネットワークコミュニティゼミ主催。

日本テレビ「バンキシャ」のコメンテーター、長野県教育委員、慶應義塾幼稚舎舎長(校長)、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科委員長(2007年10月 - 2009年10月)を歴任。

松岡正剛と親しく、松岡が主催するイベントなどにゲスト参加する事が多い。

門下生に遠藤久夫国立社会保障・人口問題研究所長)[3]宮垣元(慶應義塾大学教授)、大上慎吾(一橋大学准教授)[4]、北山聡(東京経済大学准教授)、宮川祥子(慶應義塾大学准教授)、池田信夫上武大学特任教授)、橋本岳衆議院議員)などがいる。

学歴

職歴

著作

  • 『ネットワーク時代の企業 LANを超えて』日本経済新聞社、1985.4
  • 『ネットワーキングへの招待』中公新書、1986.8
  • 『空飛ぶフランスパン』筑摩書房、1989.5
  • 『<不確実性と情報>入門』岩波セミナーブックス、1990.6
  • 『ボランティア もうひとつの情報社会』岩波新書、1992.7
  • 『企業の社会貢献活動とは』岩波ブックレット、1993.3
  • 『コミュニティ・ソリューション ボランタリーな問題解決にむけて』岩波書店、1999.5
  • 『日本で「一番いい」学校 地域連携のイノベーション』 岩波書店 2008.10

共編著

論文

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.402
  2. ^ 松岡正剛『男と女の資本主義』1394ページ
  3. ^ 「1988年度博士課程単位修得論文・修士論文題目」一橋研究
  4. ^ 「1988年度博士課程単位修得論文・修士論文題目」一橋研究
  5. ^ 共創オープンフォーラム ソーシャルインパクト・フォーラム ヨコハマ横浜市

外部リンク


先代
徳田英幸
慶應義塾大学政策・メディア研究科委員長
2007年 - 2009年
次代
徳田英幸




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