野草平十郎とは? わかりやすく解説

野草平十郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/13 15:39 UTC 版)

野草平十郎
のぐさ へいじゅうろう
生年月日 1913年6月19日
出生地 日本 兵庫県
没年月日 (1999-05-06) 1999年5月6日(85歳没)
出身校 旧制尼崎中学校卒業
前職 尼崎市助役
所属政党 無所属
称号 勲三等旭日中綬章

当選回数 3回
在任期間 1978年12月12日 - 1990年
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野草 平十郎(のぐさ へいじゅうろう、1913年大正2年〉6月19日[1][2] - 1999年平成11年〉5月6日[1])は、日本政治家1978年昭和53年)から1990年(平成2年)までの3期にわたり、兵庫県尼崎市長を務めた。勲三等旭日中綬章

来歴

兵庫県出身。旧制尼崎中学校(現・兵庫県立尼崎高等学校)を卒業後、兵庫県武庫郡大庄村役場に土木部書記として入庁。大庄村が1942年(昭和17年)に尼崎市へ編入されると、1962年(昭和37年)に収入役となった[3]1966年(昭和41年)4月1日には助役となる[4]1977年(昭和52年)4月1日に退任した[4]

1978年尼崎市長選挙

1978年の市長選に、日本社会党日本共産党などの推薦を得て革新無所属として出馬[5]保守系無所属で自民党公明党民社党新自由クラブ社会民主連合の支持を受けた元兵庫県警本部長・海江田鶴造をやぶり初当選を果たした[5]。3期12年続いた篠田隆義(社会党公認)による革新市政を継承した。


※当日有権者数:-人 最終投票率:-%(前回比:-pts)

候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率 推薦・支持
野草平十郎 65 無所属 92,748票 52.2% 社会・共産推薦
海江田鶴造 55 無所属 84,794票 47.8% 自民・公明・民社・新自ク・社民連支持

同年12月12日に市長に就任した[2]1982年(昭和57年)の市長選では、社会、共産の両党の推薦を得て再選を果たした[6]。1986年(昭和61年)、3選を果たした[7]

1990年に引退を表明する。1999年5月6日死去。85歳。

脚注

  1. ^ a b 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、299頁。
  2. ^ a b 日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み 第2巻 488コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  3. ^ 尼崎市議会史年表 157コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  4. ^ a b 兵庫県市長会史 174コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  5. ^ a b 国民自治年鑑 1979年版 49コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  6. ^ 月刊社会党 (320) 120コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  7. ^ 尼崎市史 第13巻 (別編 4) 132コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション






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