野村万作_(政治家)とは? わかりやすく解説

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野村万作 (政治家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/01 05:56 UTC 版)

野村万作
のむら まんさく
生年月日 1899年
没年月日 1978年
前職 内務官僚

官選第31代・公選初代 奈良県知事
当選回数 1回
在任期間 1946年7月9日 - 1947年3月14日
1947年4月21日 - 1951年4月30日
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野村 萬作(万作、のむら まんさく、1899年 - 1978年)は、初代奈良県公選知事(在任1947年 - 1951年)。

経歴

旧制第八高等学校を経て[1]1924年(大正13年)東京帝国大学法学部を卒業[2]内務省に入省し、終戦直後には官選奈良県知事を務めた。

1947年に行われた第1回公選知事選挙に立候補、社会党日本共産党推薦の弁護士出身で同じく元官選知事の小野正一(生没年1898年 - 1978年)が5人の候補者中第1位となったが、法定得票の37.5%に達せず、決選投票に持ち込まれることになった。しかし再選挙直前、小野は突然公職追放となり、第2位の野村が初代公選知事に就任した。

在任中、自治体警察発足や県立高校新設などを手がけたが、1951年の知事選挙で同じ内務官僚出身の奥田良三に敗れた。落選後は三栄相互銀行社長を務めた。

出典

  1. ^ 作道好男・江藤武人編『伊吹おろしの雪消えて 第八高等学校史』(財界評論新社、1973年)p.535
  2. ^ 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』(日外アソシエーツ、2003年)p.478
公職
先代
新設
奈良県知事
公選初代:1947年 - 1951年
次代
奥田良三
官職
先代
小野正一
奈良県知事
官選第31代:1946年 - 1947年
次代
谷口寛



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