里信号場とは? わかりやすく解説

里信号場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/22 05:45 UTC 版)

里信号場
信号場内(2009年12月)
さと
Sato
多良 (4.6 km)
(3.3 km) 肥前大浦
所在地 佐賀県藤津郡太良町大字大浦里
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 長崎本線
キロ程 72.2 km(鳥栖起点)
電報略号 サト
駅構造 地上
開業年月日 1969年昭和44年)4月25日[1]
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里信号場(さとしんごうじょう)は、佐賀県藤津郡太良町大字大浦里にある、九州旅客鉄道(JR九州)長崎本線信号場である。

歴史

構造

2線を有する単線区間列車交換形の信号場である。一線スルー方式ではないため、上下列車とも信号場への進入・出発時に55km/hの速度制限を受ける。入り江を半周する形で設置されており構内は急カーブとなっている。

同信号場入線時には対向列車の側面が見えるほどであり、長崎本線の車窓でも名所と呼べる場所である。

かつては特急列車同士が当信号場で行き違いを行っていたが、2011年3月のダイヤ改正以後、当信号場で特急の行き違いは朝と夜や臨時列車などを除き殆ど無くなり、2022年の電化廃止まで主に隣の多良で行き違いを行うように変更された。本信号場は廃止予定となっている[2]

周辺

近くを国道207号が通り、その先には有明海を目にすることができる。民家は少なく、閑静である。国道207号上には祐徳バス鹿島バスセンター - 肥前浜駅前 - 多良駅前 - 竹崎港)休石(いけし)バス停、里バス停がある。

隣の駅

九州旅客鉄道(JR九州)
長崎本線
多良駅 - (里信号場) - 肥前大浦駅

脚注

  1. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、715頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ <鉄路の行方 第7章 分岐点のローカル線(2)>「上下分離」半年の長崎線沿線 県費で駅の利便性向上へ JRが運行、先進事例に | 行政・社会 | 九州新幹線”. 佐賀新聞 (2023年11月2日). 2023年11月2日閲覧。

関連項目





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