酒中花

デジタル大辞泉

しゅちゅう‐か〔‐クワ〕【酒中花】

読み方：しゅちゅうか

ヤマブキの茎の髄などで、花・鳥などの小さな形を作り、杯や杯洗などに浮かべると、開くようにしたもの。《季 夏》

[補説] 書名別項。→酒中花

しゅちゅうか〔シユチユウクワ〕【酒中花】

読み方：しゅちゅうか

石田波郷の第7句集。昭和43年（1968）刊。第19回芸術選奨文部大臣賞を受賞。石田没後の昭和45年（1970）には、遺族によって編まれた第8句集「酒中花以後」が刊行されている。

季語・季題辞典

酒中花

読み方：シュチュウカ（ｓｈｕｃｈｕｕｋａ）

水中花のこと、酒席の遊びにしたのでこの名がある

季節 夏

分類 人事

歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

酒中花

読み方：シュチュウノハナ（ｓｈｕｃｈｕｕｎｏｈａｎａ）

初演 享保13.1(江戸・中村座)

音曲 河東

近代文学作品名辞典

酒中花

読み方：シュチュウカ（ｓｈｕｃｈｕｕｋａ）

作者 石田波郷

初出 昭和43年

ジャンル 句集