邪馬台国と女王卑弥呼とは? わかりやすく解説

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邪馬台国と女王卑弥呼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 13:49 UTC 版)

ヤマト王権」の記事における「邪馬台国と女王卑弥呼」の解説

『魏志』倭人伝は、3世紀前半邪馬台国卑弥呼現れ国々ここでいう国とは、中国語の国邑、すなわち土塁などで囲われ都市国家的な自治共同体のことであろう)は卑弥呼を「共立」して倭の女王とし、それによって争乱収まって30国ほどの小国連合生まれた、とし、「親魏倭王」印を授与したことを記している。邪馬台国には、大人下戸身分差や刑罰租税の制もあり、九州北部にあった考えられる伊都国には「一大率」という監察官的な役人置かれるなど、統治組織ある程度整っていたことが分かる邪馬台国所在地については「近畿説」と「九州説」があるが、近畿説を採用した場合3世紀には近畿から北部九州に及ぶ広域政治連合がすでに成立していたことになり、九州説を採用すれば北部九州一帯地域連合ということになり、日本列島統一はさらに時代が下ることとなる。

※この「邪馬台国と女王卑弥呼」の解説は、「ヤマト王権」の解説の一部です。
「邪馬台国と女王卑弥呼」を含む「ヤマト王権」の記事については、「ヤマト王権」の概要を参照ください。

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