還元糖とは? わかりやすく解説

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かんげん‐とう〔クワンゲンタウ〕【還元糖】

読み方:かんげんとう

分子内に遊離性アルデヒド基ケトン基をもち、還元性を示す糖類ぶどう糖果糖麦芽糖など。


還元糖

糖類には還元糖と非還元糖がある。還元基(アルデヒド基ケトン基)を持つ糖をいう。主な還元糖はブドウ糖麦芽糖果糖乳糖キシロ-ス、ガラクト-ス等である。  

還元糖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/24 05:47 UTC 版)

還元糖(かんげんとう、reducing sugar)とは、塩基性溶液中でアルデヒド基またはケトン基を形成するのことである。還元糖は適当な酸化剤によって酸化されてアルドン酸アルダル酸を与える。還元糖には例えばグルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)グリセルアルデヒドなどの全ての単糖、ラクトース(乳糖)アラビノースマルトース(麦芽糖)などのマルトース型二糖・オリゴ糖が含まれる。ケトン基を含む糖はケトース、アルデヒド基を含む糖はアルドースとして知られる。スクロースおよびトレハロースは溶液中でアルデヒド基およびケトン基を生じないため還元糖ではない。




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