ケトン基とは? わかりやすく解説

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ケトン‐き【ケトン基】

読み方:けとんき

ケトン分子含まれるカルボニル基のこと。


ケトン

(ケトン基 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/06 14:09 UTC 版)

ケトンの一般式
アセトン

ケトン (: Keton [keˈtoːn]: ketone [ˈkiːtoʊn]) は、分子内に、カルボニル基 2-ブタノン (2-butanone) / 2-オキソブタン (2-oxobutane)

合成法

物性・反応性

物性

水素結合性はアルコールほど強くはないが、カルボニル基が持つ極性のため、低分子量のケトンは極性溶媒非極性溶媒を問わず溶解性は良好である。

反応性

化学的には比較的安定であるが、グリニャール試薬有機リチウムなど、求核性の強い有機金属とは反応し、続いて酸で加水分解すると第三級アルコールが得られる。

クレメンゼン還元

酸触媒下に2分子のアルコールと脱水縮合させるとアセタールが得られ、これはケトンの保護法のひとつである。

ウィッティヒ反応

ほか、アルドール縮合バイヤー・ビリガー酸化シュミット反応ヴィルゲロット反応など、ケトンを基質とする化学反応は数多い。

検出法

ケトンとアルデヒドとを区別するには、還元性を持たないケトンは銀鏡反応フェーリング反応を起こさないことが利用できる。ただし、ケトースは、ケトン構造を持つにもかかわらず、還元性を有するため、この方法でアルドースと区別することはできない。メチルケトン構造の検出のためには、ヨードホルム反応が利用できる。

薄層クロマトグラフィーでは 2,4-ジニトロフェニルヒドラジンを呈色試薬として用いることで検出できる。

その他

最も単純なケトンはアセトン(プロパノン)で、工業的にはクメン法によって作られる。糖尿病の際に排泄されるケトンは主としてアセトンである。これは糖や脂肪を代謝する際に自然に生成するもので、過剰に生成されると血中に排出されて毒性を発揮することになる。これを予防するには代謝を改善することが必要である。

主鎖の炭素がケイ素に置き換わった構造(R-Si(=O)-R')はシラケトン(silaketone)と呼ばれる。

主な化合物


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