選手の亡命
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 13:54 UTC 版)
「2020年東京オリンピックのベラルーシ選手団」の記事における「選手の亡命」の解説
陸上競技女子100m・200mの代表であったクリスツィナ・ツィマノウスカヤは、代表チームのミスにより出場できない選手の代わりに、4×400mリレーへの出場を求められ、この件に関してインスタグラムで不満を述べた。すると、ベラルーシへ強制帰国させられそうになり、ヨーロッパの他国への亡命を希望した。8月2日、ポーランド政府が受け入れの意向を示し、駐日ポーランド大使館がツィマノウスカヤの身柄を保護、人道的査証を発行した。8月4日に日本を出発しオーストリアのウィーンを経由してポーランドに入国、ウクライナの首都キーウに逃れていた夫と8月5日に再会した。8月5日夜には国際オリンピック委員会がベラルーシの陸上ヘッドコーチら2人に対し大会の資格証を剥奪する懲戒処分を決定し、2人は選手村からの即時退去要請に応じ帰国することとなった。
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