選定地の特色
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 08:30 UTC 版)
「日本の歴史公園100選」の記事における「選定地の特色」の解説
史跡の敷地を活用している都市公園(五稜郭公園・大阪城公園など城址公園、浜離宮恩賜庭園・相楽園など庭園公園) 史跡周辺を広く公園地指定して保護している都市公園(さきたま古墳公園・奈良公園など) 従来の状況で保存できなくなった大型遺物を移転展示するために新設された都市公園(三笠公園・石橋記念公園など) 敷地内から遺跡が発掘された都市公園(青森県総合運動公園・舞鶴公園など。もっとも、三内丸山遺跡・鴻臚館の存在は戦前から予測されていた) 公園地自体は史跡ではないが、史跡に至近で観光拠点となる都市公園(小坂中央公園・甘楽総合公園など) 公園そのものが地域文化を醸成し、近現代史にかかわる都市公園(日比谷公園・平和記念公園など) 建造物・遺物は存在しないが、文学・芸術の舞台として継承されてきた風致的都市公園(浜寺公園・和歌公園・西海子公園・万葉公園など) 自然状態が保全され、自然公園にも組み込まれている風致的都市公園(天橋立公園・箕面公園など) 都市公園の指定は受けていないが、皇室御苑であった歴史的背景から選定対象となった国民公園(新宿御苑のみ) 都市公園の指定は受けていないが、保存・展示施設として広場や緑地、通路が完備されている史跡(下宅部遺跡はっけんのもり・岡城跡など) 都市公園の指定は受けていないが、周辺の史跡・伝承に深く関与している自然公園内の広場(鳥見山公園など) 選定に当たっては、史跡の重要度は問わず、公園施設の充実度を基準としているため、著名な史跡であっても、都市公園ではない大森貝塚庭園・板付遺跡公園・犬山城・皇居外苑など、推薦見送りや落選によって選定されていない公園は多い。
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