道路除雪車HTR型の開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 15:41 UTC 版)
「NICHIJO」の記事における「道路除雪車HTR型の開発」の解説
DR101CLの成果に注目した北海道開発局は、当時所有していた日本初の国産除雪車である三菱製WTR型ロータリ式除雪車の改造を依頼。依頼を受けた三和興業は改造に着手しHTR型と名付けられた。HTRの名称は1965年に2代目社長に就任する当時開発部門の代表を務めていた田渕秀幸の名前をとり「秀幸・田渕・ロータリー」の略からとったが後に後付で「Hydraulic Torque converter Rotary」(油圧式トルクコンバーターロータリー)の略としている。1959年12月、開発局建設機械工作所で他メーカーの除雪車による性能試験でHTR型は他を圧倒し、性能の高さを裏付けた。これを受けて、開発局は三和興業に除雪専用車の開発を打診し、三和興業は札幌市菊水に新たな工場を建て1962年3月にHTR2型を完成させた。同年4月、三和興業は社名を「日本除雪機製作所」と改めた。
※この「道路除雪車HTR型の開発」の解説は、「NICHIJO」の解説の一部です。
「道路除雪車HTR型の開発」を含む「NICHIJO」の記事については、「NICHIJO」の概要を参照ください。
- 道路除雪車HTR型の開発のページへのリンク