道端などトイレ以外での排便
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 08:32 UTC 版)
道端、屋外等近くにトイレのない場所において便意を催し、我慢できない場合にやむを得ず行う(屋外排泄)。 一般的に屋外で排便することを野糞(のぐそ)と呼び、電車の中など、室内のトイレ以外の場所で行われる場合は、便失禁または脱糞などと呼ばれる。 また、登山などアウトドア時の隠語として、雉撃ち(きじうち)・お花摘み(おはなつみ)という用語もある。 罪悪感、羞恥心などから草むらや薮などの端の方で体を隠してしゃがんでする。排泄物は持ち帰ることが望ましいが土に埋めてしまう事もある。 ただしティッシュなど紙は分解されにくくゴミとして長く残ってしまうため、使用した場合は必ず持ち帰って処分しなければならない。特に、登山等アウトドアにおいては、環境保護・公衆衛生の観点から野糞は行わず、携帯トイレを持参し、排泄物を持ち帰ることが望ましい。 基本的に故意に他人の敷地などで排便を行った場合は軽犯罪法違反であるが、予想できない渋滞の発生時、トイレのない電車の車内などで突然便意を催した場合などは、やむを得ないとして罪に問われず許されることもある。 野糞や便失禁をしなくて済む対策としては、 下痢気味の人は、外出時は予め建物に入ったらトイレの場所を確認する 外出時にアイスクリームなどお腹を冷やす物を食べない 下痢止めを常に携帯する などの方法がある。
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