遍照発揮性霊集とは? わかりやすく解説

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遍照発揮性霊集

読み方:ヘンジョウハッキセイレイシュウ(henjouhakkiseireishuu), ヘンジョウホッキショウリョウシュウ(henjouhokkishouryoushuu)

分野 漢詩文

年代 平安前期

作者 空海


性霊集

(遍照発揮性霊集 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 18:15 UTC 版)

性霊集』(しょうりょうしゅう)は、空海(弘法大師)の漢詩文集。10巻。編者は弟子の真済。成立年不詳。


  1. ^ 飯島太千雄「空海真跡の控文の出現で判明した『性霊集』の成立事情」(『密教文化』149号、1985年)
  2. ^ 『日本紀略』天長5年2月27日(828年3月17日)条による
  3. ^ 飯島・前掲論文
  4. ^ 渡辺照宏・宮坂宥勝校注『三教指帰・性霊集 日本古典文学大系71』解説(岩波書店、1965年)
  5. ^ この点に関して飯島の論考では、天長9年は空海から高雄山を譲られた年であり、それ以前から真済は高雄山に住していたので不当とする
  6. ^ 勝又俊教「遍照発揮性霊集と高野雑筆集」(『豊山教学大会紀要』2、1974年)、『定本 弘法大師全集』第8巻(密教文化研究所、1996年)の『性霊集』解説


「性霊集」の続きの解説一覧

遍照発揮性霊集

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 13:37 UTC 版)

日本の書論」の記事における「遍照発揮性霊集」の解説

遍照発揮性霊集(へんじょうほっきしょうりょうしゅう10巻空海)は、空海弟子真済が師の漢詩文集録し編集して空海生存中に10巻にまとめたもの。詩文集であるが、日本最初書論唐様としての記述もある。「古人の筆論に云く『書は散なり』。ただ結裹を以って能しとするに非ず。必ず須らく心を境物に遊ばしめ、懐抱散逸す。法を四時取り、形を類に象るべし。(以下省略)」と説き人間精神表出第一義とし、「書の根限は、心を敬するにあり、書の疾は古法外にするにあり。」と古典の大事も論述している。

※この「遍照発揮性霊集」の解説は、「日本の書論」の解説の一部です。
「遍照発揮性霊集」を含む「日本の書論」の記事については、「日本の書論」の概要を参照ください。

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