通貨・物価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/19 01:05 UTC 版)
ユーゴスラビア・ディナールに代わって、独立宣言後は自国通貨としてボスニア・ヘルツェゴヴィナ・ディナールが採用されたが、金融機関が麻痺し、流通も不安定だった。そうした状況下での経済や買い物についても書かれている。中でも外貨の優越性が特筆されている。外貨も種類によって人気が異なり、最も有利なのがドイツ・マルクで、1マルク=550ボスニア・ヘルツェゴヴィナ・ディナールに相当し、ブラックマーケットでは1200から1300ディナールになる。USドルは人気がなく、両替もほとんどされない。買い物のほかにサービスでも外貨が求められ、理髪、メガネや時計の修理にもマルクが求められると書かれている。 通貨での買い物よりも役に立つ手段として物々交換があり、いくつかのレートが紹介されている。コーヒー豆2キロ=プロパンガス12キロ、料理用油1リットル=タバコ1カートンと安いリキュール1リットル、中古の男性用ウィンタージャケット=タマネギ3キロなど。
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