近鉄との協議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 23:35 UTC 版)
阪神は約2年間にわたり相互直通運転を実現するために近鉄と協議を行った。 神戸三宮駅 - 近鉄奈良駅間の快速急行の所要時分については競争力確保の点から最速80分未満での運行を目標とし最終的に最速76分運行を実現している。一方、編成両数については快速急行の速達性確保や尼崎駅での連結開放作業の負担軽減のため、近鉄奈良線の輸送力範囲で問題にならない6両とし、朝ラッシュ時の難波・奈良方面列車及び土休日の昼間時間帯は6両編成で運行することになった。 快速急行の運転本数及び運転区間は旅客需要や要員計画等の制約も踏まえ検討を行った。特に平日日中は尼崎駅折り返しも検討したが、深夜帯以外は基本的に三宮駅 - 近鉄奈良駅間で運転することを重視し、1時間あたり3本運転することとした。 当節の参考文献:『鉄道ピクトリアル』 2017年12月臨時増刊号 阪神電気鉄道特集。
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