近鉄におけるノンストップ列車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/21 17:51 UTC 版)
「直行便」の記事における「近鉄におけるノンストップ列車」の解説
近畿日本鉄道(近鉄)の特急には「甲特急」と「乙特急」の2タイプが存在する。後者は主要駅に停車するものであるのに対して、前者はここで言う直行便に近いものとなっている。 例えば、「名阪ノンストップ特急」と案内されていた大阪難波駅(大阪) - 近鉄名古屋駅(名古屋)間を運行する「甲特急」の場合、基本的には大阪市内の大阪上本町駅・鶴橋駅にしか停車せず、中間の都市は全て通過する形態の運行であった。ただし、この系統の甲特急は2012年(平成24年)3月20日のダイヤ変更によって全便が津駅停車となり、ノンストップ運行ではなくなった。そのため「ノンストップ特急」と案内されることはなくなっている。また大阪難波駅 - 賢島駅運転で途中鶴橋駅 - 宇治山田駅間無停車の「阪伊ノンストップ特急」や近鉄名古屋駅 - 賢島駅間運転で阪伊間同様宇治山田駅まで無停車の「名伊ノンストップ特急」が存在したが、名伊ノンストップ特急については津駅の追加停車により呼称そのものが消滅している。阪伊ノンストップ特急は無停車区間が鶴橋駅 - 伊勢市駅間に変更されている。 なお「ノンストップ」の急行としては、2018年(平成30年)3月17日のダイヤ変更まで南大阪線にて大阪阿部野橋駅 - 古市駅間の急行が運行されていた。 その他、生駒鋼索線(山上線)でも日中や夜間に途中駅に停車しない便が設定される。「直行」を参照のこと。
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