辰平の家族とは? わかりやすく解説

辰平の家族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 23:36 UTC 版)

楢山節考 (1983年の映画)」の記事における「辰平の家族」の解説

けさ吉 演 - 倉崎青児 辰平長男坊。ふざけた性格で、家の仕事こそ手伝うものの勝手気まま過ごしている。無計画な考え方持ち主で、自己中心的女にだらしない日常的におりんや利助をバカにする言動をする。歌が好きで、地元民謡楢山節」を名調子歌い上げる。 とめ吉 演 - 嶋守薫 辰平次男。今で言う小学生ぐらいの子供。わんぱくな性格自分より二回りぐらい年上の利助にもちょっかいを出す。しかし、いずれ「ヤッコ」として飼い殺しにされる運命を利助に指摘されかんしゃくを起こすなどしている。 利助 演 - 左とん平 辰平の弟。35歳ヤッコ(家の下人)として雑用担当する以外に、農耕馬『はるまつ』の世話もする。口臭がひどく、周りから『くされ』という蔑称呼ばれる。しかし、本人も気にしており山の神様に手を合わせて治癒祈っている。童貞であり、満たされない性欲日夜悶々としている。 玉やん 演 - あき竹城 辰平後妻37歳垢抜けた性格真面目で非常に気立てがよく働き者。おりんともすぐに打ち解けて嫁姑の仲も良好生まれ育ち他村だが、厳ししきたり理解した上で粛々とそれらに従う。作中ではおりんにより「ちっとでかくて不細工だけどいい嫁だ」などとオリジナルの歌で評されている。 松やん 演 - 高田順子 近隣農家雨屋」の年頃娘。恋人けさ吉の子供を妊娠したことを機に辰平の家で暮らし始める。実家の家族想いで悪い人ではないが、辰平の家の食べ物無断実家持って行ったり、食べ物に関して意地汚いところがある。顔の右側アザがある。 やん 演 - 岩崎聡子 けさ吉後妻。若い娘。松やんがいなくなった後、けさ吉たちと一緒に暮らし始める。 利平 辰平の父。作中では30年前(辰平15歳だった頃)に失踪している。おりんによると利平母親が『楢山参り』をする年になり、利平が山に連れて行く役目に耐え切れず失踪したのではと言われている。また、失踪したことで利平は、恥さらしのような存在になったとのこと

※この「辰平の家族」の解説は、「楢山節考 (1983年の映画)」の解説の一部です。
「辰平の家族」を含む「楢山節考 (1983年の映画)」の記事については、「楢山節考 (1983年の映画)」の概要を参照ください。

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