転法輪寺_(京都市)とは? わかりやすく解説

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転法輪寺 (京都市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/23 09:28 UTC 版)

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転法輪寺
所在地 京都府京都市右京区龍安寺山田町2
位置 北緯35度1分53.8秒
東経135度42分55.1秒
座標: 北緯35度1分53.8秒 東経135度42分55.1秒
山号 獅子吼山
宗派 浄土宗
創建年 1758年宝暦8年)
開山 関通上人
法人番号 1130005000295
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転法輪寺(てんぽうりんじ、轉法輪寺)は、京都市右京区龍安寺山田町にある浄土宗の仏教寺院。山号は獅子吼山(ししくさん)[1]浄土宗知恩院派の寺[1]

歴史

1758年宝暦8年)(1754年(宝暦4年)説もある)に、北野天満宮の滝ケ鼻町(上京区)に関通上人が創建した[1]。このため関通さんとも呼ばれて親しまれている[1]

江戸時代後期に刊行された『都名所図会』にも掲載されており、築地塀に囲われた広い境内に本堂、礼堂、学寮といった建物と流水もある苑地が描かれている[1]。『都名所図会拾遺』には「真に殊勝な浄域」と賛美する文もある[1]

1929年昭和4年)に、現在地へ移転した[1]。『都名所図会』に記されたものほど広くはないが、鐘楼門は竜宮造りで『都名所図会』記載の図に似た様式となっており、本堂の白い障子、白壁、前庭の白砂など清浄感を与える造形となっている[1]

また、本堂に安置されている本尊である阿弥陀如来座像は高さ約7.5メートルの大きなもので、御室大仏(おむろだいぶつ)とも呼ばれている[1][2]。北野から御室への移転の際には路面電車の架線が邪魔になるため、架線を切る計らいがされたという[3]

観光目的の拝観は通常行っていないが、毎年10月に開催される浄土宗京都教区の特別公開などの際に拝観可能。

釈迦大涅槃図

釈迦大涅槃図(しゃかだいねはんず)は1764年の作と伝わる作者不明の縦5.3メートル、横4.9メートルの絹地に釈迦の誕生から入滅までの様子を描いた涅槃図[2][4]

カビなどの損傷を修復して、2017年2月に一般公開された[4]

出典

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関連項目

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