路線か運行系統か
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 18:43 UTC 版)
「ロンドン地下鉄路線図」の記事における「路線か運行系統か」の解説
路線図は複雑な運行ネットワークを簡単に理解できるように作られている。しかし各路線の運行系統に関する情報をより多く表示した方が便利な場合もあるかもしれない。 その古典的な例がディストリクト線である。路線図上は1つの路線として表示されているが、アップミンスター駅=イーリング駅/リッチモンド駅(英語版)/ウィンブルドン駅間、 エッジウェア・ロード駅=ウィンブルドン駅間、そしてハイ・ストリート・ケンジントン駅からケンジントン・オリンピア駅までのシャトル運行、といった様々な運行系統が含まれている。歴史上ほとんどの期間、それら運行系統の違いは路線図上で区別されていないが、利用者にとっては誤解を招き不親切かもしれない。最近の路線図ではこの問題に対応するために、アールズ・コート駅で異なる運行系統を分離して表示している。 メトロポリタン線のチェシャム駅(英語版)に向かう支線に見られるようなラッシュ時のみの運行される支線などの限定運行ルートは、網掛けの線で示されてきた。しかし1980年代初頭以降利用客が増加しているため、限定運行のルート数は近年減少傾向にある。今では数が少なくなったため、特別な線やマークではなく主に文字で表示されている。
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