距離制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 05:59 UTC 版)
日本の鉄道の運賃は、駅間ごとに定められた営業キロの総和に応じて決められるのが一般的である。このように距離ごとに細かく運賃を設定している国は少ない。 営業キロに応じて運賃を定める場合でも、どのように運賃と営業キロを対応させるかによって2つのタイプに大分できる。 対キロ制 - キロ当たりの賃率を定め、それに乗車区間の営業キロを乗じて運賃とするもの。 対キロ区間制 - 一定の距離を基準とする区間(乗車区間)に応じて運賃を定めるもの。対キロ区間制での運賃は階段状に変化する。 また、一部区間において営業キロをそのまま利用せず、営業キロより割り増しされたキロ数を適用した上で運賃を計算する場合がある。詳細は「営業キロ」の項を参照のこと。 2社にまたがる場合で、双方の運賃をそのまま合算すると距離の割に運賃が高くなる場合に乗り継ぎ割引を適用した連絡乗車券が発売されることもある。
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距離制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/27 04:32 UTC 版)
運送距離に応じて運賃が加算されてゆく制度。「対キロ制」とも呼ばれる。運送開始時点から「初乗り」と呼ばれる距離に応じた最低運賃が設定され、その「初乗り」を超過すると一定距離ごとに一定額が加算されてゆく。 日本ではタクシー(下記の時間制と併用されるケースが多い)、一部の鉄道事業者の普通運賃や多くの鉄道事業者の定期運賃で採用されている。距離区分の短い対距離区間制と同様であるが、日本の鉄道では、一般的に1キロ毎の区切のものを距離制と呼んでいる。
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