超新星残がいとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 超新星残がいの意味・解説 

ちょうしんせい‐ざんがい〔テウシンセイ‐〕【超新星残骸】

読み方:ちょうしんせいざんがい

超新星爆発の後に残る星雲状の天体大きさはおよそ数光年から100光年程度で、球殻状のものが多い。超新星爆発衝撃波により元の星を構成していた物質周囲星間物質加熱され、その温度100万ケルビン以上になり、大きく広がる従い温度が下がり暗くなる元素放つ輝線(主に可視光線紫外線X線)のほか、磁場中を高速運動する電子放つシンクロトロン放射電波)、衝撃波加速され粒子放つ考えられるγ線などが観測される。また内部残され中性子星パルサー)のジェット電磁波により励起されるものもある。代表的なものとして、牡牛座蟹星雲白鳥座網状星雲知られるSNRsupernova remnant)。

超新星残骸の画像
超新星残骸の一つ蟹星雲NASA
超新星残骸の画像
大マゼラン雲にある超新星残骸N49/NASA



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

超新星残がいのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



超新星残がいのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館

©2025 GRAS Group, Inc.RSS