赤坂の舞台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/07 05:05 UTC 版)
回り舞台を備えた芝居舞台。「五郎左衛門日記」によると、明治5年(1872年)に建築され、5日間狂言が催されたという。 祭礼の余興として行われる舞台公演の際には、竹を格子状に組んで作った屋根付きの観覧席が舞台前の広場に設置された(この作業を「小屋掛け」と呼ぶ)。公演は周辺住民も観覧に訪れる盛況ぶりであったというが、太平洋戦争が始まると行われなくなった。 1998年(平成10年)6月1日、舞台が音羽町(当時)の文化財に指定された。2000年(平成12年)には舞台の復元工事が行われ、以来年1回歌舞伎公演が行われている。これに合わせ、小屋掛けの伝統も復活した。
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